Yamatoさん の日記
| 08月 12日 16:36 | 新しい恋人 111 |
|
~ ただいま1 ~ 「ふぅ・・・ やっと日本に帰れるよ。」 日本に向かう機内のビジネスクラスのシートを倒して軽く息を吐く。 「おつかれさまでした。」 いずみ、白城 いずみ(しらき いずみ)が声を掛けてきた。 「いずみさんこそ。」 「今回、尾瀬さんとご一緒できて本当によかったです。 ほづみ・・・じゃなかった、社長が尾瀬さんのことを頼りにしている 理由がよく分かりました。」 「ははは。 さすがに双子の相手を社長と呼びづらいか。」 「まぁ・・・ それに私が姉でほづみは弟ですからね。 あと、この会社に入ったのも最近ですし。」 「そっか。 まぁ、でもいずみさんには感謝してるよ。いずみさんの英語力と シリコンバレーでの人脈がなかったらこんなにスムーズに日本に 帰れなかったかもしれない。」 「お役に立ててよかったです。 それよりも尾瀬さんの仕事の速さに向こうの人は目を丸くさせてましたよ。」 「うん・・・ まぁ、どうしても今日までに日本に帰りたかったからね。 それより、相手がいずみさんが秘書になったと勘違いしていずみさんの 気に障るようなことになったりしたらどうしようかとヒヤヒヤしてたよ。」 「大丈夫ですよ。 実際、秘書みたいな役割も私には求められているって分かっていますから。」 「そう? バリバリのキャリアウーマンでビジネスをしていたって聞いてたから、 すっごくプライドが高かったり、つんけんしてたらどうしようかと思った。」 「バリバリのキャリアウーマンだったかは分かりませんが、仕事を がんばってたのは事実ですね。 実際に一緒に仕事をしてみての私の印象はどうでしたか?」 「う~ん、 魅力的?」 「あら。 そんなこと言っても何も出てきませんよ?」 「ははは。 そりゃ、残念。」 キャビンアテンダントが食前酒のオーダーを聞いてきた。 シャンパンを2つ注文する。 「今回のアメリカでのビジネスの成功を祝って、一足先にに乾杯しちゃおう。」 「はい。」 「じゃ・・・ 乾杯」 「乾杯」 シャンパンを少し口にした後、さらに話を続ける。 「尾瀬さん・・・ あの・・・ 私が入社してすぐにアメリカに行けって言われて、周りもよく分からないうちに 尾瀬さんと一緒に仕事をしていたんですが、尾瀬さんはなぜほづみと仕事を することになったんですか?」 「じゃ、日本までのフライト時間の暇つぶしに話をしようか。」 ~つづく~ 過去の話はこちら 第1話~第110話の目次 http:// 1クリックにご協力ください。 ↓ ↓ ↓ |
|




