Yamatoさん の日記
| 08月 06日 18:36 | 新しい恋人 107 |
|
~ 残された日々8 ~ 「きれいだったね!」 「うん、ここで見れてよかった! 河原で見てたらこんなにのんびり見れなかったよね。」 「この日だけは、ここに住んでてよかったと思うよ。」 「さて、暑いから中に入ろうか。」 「もう少し居てもいいの?」 「さすがに、花火終わってすぐは駅も橋も人でごった返してるだろうからね。 落ち着くまではここに居たら?」 「うん。ありがと。 うわ、涼しい!!」 「クーラー効いてるね。 もう少し飲む?」 「うん。」 「結局屋台で買ったのは食べちゃったね。 もう少し何か食べる?」 「う~ん。 大丈夫。おなかはいっぱい。」 「ワイン飲める?」 「うん。あまり強くないけど。」 「じゃ、白ワインとチーズにするか。」 「すご~い。オシャレだね。」 「いや、普通だよ。」 「潤には普通なんじゃない?」 「そんなことないと思うけどね・・・」 「乾杯」 「カンパイ」 うん。きゅっと冷えてておいしいし、チーズともよく合う。 エノテカの店員さんのアドバイスを聞いてよかった。 「う~ん、おいしい。 なにかうんちくないの?」 「うんちく?」 「このワインはね、何年のワインでうんたらかんたらみたいなの。」 「ないない。 ワインはぜんぜん詳しくないよ。これも、店員に聞いて買ったんだし。」 「ふ~ん。でも、おいしいね。」 「美緒は酔ったらどうなるの?」 「う~ん、、、笑って・・・眠くなる。」 「ふーん。 あまり男の子達の前で飲むすぎないようにね。」 「今日はいいの?」 「今日もダメ。」 「寝ちゃったらどうする?」 「起こす。」 「起きなかったら?」 「それでも起こす。 さすがに泊めるわけにはいかないからね。」 「そりゃそっか。」 なんとなくテレビをつけてお互い番組の内容に対してああだこうだ言ってたら もういい時間になってきた。 「さて、そろそろ行こうか。」 「もう?」 「うん。あまり遅くなると心配されちゃうでしょ。」 「送ってくれるの?」 「もちろん。 夜も遅いし、まだ酔っ払いとかいるかもしれないからね。」 「ねぇ・・・ぎゅってしてくれないの?」 「え・・・?」 「だって・・・今日で最後かもしれないんだよ。」 やっぱりわかってたのか。。。 「わかった。おいで。」 そっと彼女を抱きしめる。 彼女の額に・・・軽く唇を触れる。 「じゃ、行こうか。」 「うん。」 「美緒、顔真っ赤。」 「潤だって。」 そして、2人で手をつないで二子玉川に向けて橋を渡って行った。 ~つづく~ 過去の話はこちら 第1話~第105話の目次 http:// 第106話 http:// 1クリックにご協力ください。 ↓ ↓ ↓ |
|




