Yamatoさん の日記
| 07月 31日 17:02 | 新しい恋人 104 |
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~ 残された日々5 ~ 「ほんと?」 「え?」 「かっこいいんでしょ?」 「うん。浴衣はカッコイイ。」 「ん?つまり・・・?」 くすくす笑いながら彼女は言う。 「浴衣がカッコイイ。」 「ふ~~~ん。」 それならばと、彼女の首根っこを後ろから掴む。 髪がアップになってるからやりやすい。 「にゃー」 何が、にゃーだとちょっと力を入れる。 「いたたたたたた」 「ふっ、勝った。」 「暴力反対!」 「いつも叩いてくるくせに。」 「女性からはいいの。 男性からはダメなの。」 「どんな理屈だ、それ。」 屋台で何を買っていこうかなってまた手をつなぎながら物色してると、 彼女がぽんぽんと誰かに肩を叩かれてた。 ん?と思って見ると、女性3人組が立ってた。 みんな浴衣姿で、年も彼女と同じくらいだろうか。 彼女が「あっ!!」と声を出して握ってた俺の手を放す。 なんか「美緒ちゃん」とか「みつけたー」とか3人が口々に言ってる。 そして、俺の顔を見て今度は3人が口々に「あっ!!」とか言ってきた。 しかし、俺にはよく分からん。 彼女のほうを見ると顔が真っ赤になってくる。 ここからは3人が一斉に話し始めた。 「美緒ちゃん、みんなで花火見ようって言ったときに断ったのはこういうわけだったんだ。」 「どおりで断るわけだよねー」 「ねー」 「ていうかさ、この人って、、、ミオカレだよね?」 「付き合ってないって言ってたけどやっぱり付き合ってたんだねー」 あとは、わーとか、きゃーとかそんな感じ。 「私たちのこと分かりますー?」とか聞いてくるけど・・・ 俺は圧倒されて何も言えない。。。 「ち・・・ちがう。 付き合ってないよ。」 お、彼女が何か言い返してる。 「そうなの? でもさ、さっき手、つないでなかった?」 「マジ?」 「私も見たー」 「美緒ちゃん、顔まっかっか!」 俺はもはや呆然。 ダメ。若い子の勢いに入っていけない。 すると、突然「お邪魔しちゃ悪いかー」 「そうだねー」 「じゃーねー、美緒ちゃん。」 彼女も手を振り返してはいるが、軽く涙目。 「す・・・すごかったね。」 「見つかるとは思わなかった。。。」 「大学の子?」 「ううん、バイトの・・・」 あ、そうか。そういえばミオカレって俺のことを言うのはバイトだっけ。 「見られちゃったもんは仕方ないよ。 ほら、もうどこか行っちゃったみたいだし。」 俺はちらりと振り返って言った。 「また、、、からかわれちゃうな。」 「ごめんね。」 「ううん。潤は何も悪くないよ。 それに・・・付き合ってるわけじゃないって言ったし・・・」 「そうだね。」 「付き合ってるわけじゃ・・・ないんだよね?」 ~つづく~ 過去の話はこちら 第1話~第100話の目次 http:// 第101話 http:// 第102話 http:// 第103話 http:// 1クリックにご協力ください。 ↓ ↓ ↓ |
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